育児の悩みのひとつ、寝かしつけ。
「赤ちゃんの頃からトントンで寝てくれたの〜、全然泣かないの。とても楽だったわ〜」
いい言葉です。寝かしつけに手のかからない赤ちゃん。ステキ。
寝かしつけをおっぱいに頼りきっていた私からしたら夢のようなセリフでした。
しかし、下の息子は(最初からうまくはいかなかったけど)1人で眠れるようになりました。
これは、外国式の寝かしつけを取り入れたからです。
そこで私なりに外国式の寝かしつけのメリットとデメリットを考えてみました。
寝かしつけマン、参上!とかだったらいいのにな…
Contents
外国式の寝かしつけとは?
生後3ヶ月を過ぎた赤ちゃんが対象です。
赤ちゃんを眠る部屋(赤ちゃん自身の部屋)に連れていき、たっぷり授乳したあとに「おやすみ」と声をかけてベビーベッドに置く。
泣いても親は部屋を出て、赤ちゃんをひとりで眠れるようにトレーニングします。
はじめの頃はどうしても泣きっぱなしになるので、泣いたら声をかけに行きます。
ですが、部屋に入っても抱っこはせず、トントンや声かけをするだけです。
ある程度トントンと声かけをしたらまた部屋をでます。
その後泣いても5分、10分、15分と様子をみて声をかける時間を少しずつ長くしていきます。
メリットとデメリット
生後半年の下の息子、5ヶ月を過ぎたころから夜は6〜8時間ほど眠るようになりました。
大体20時から2時、長いときは4時まではぐっすり。
楽ちん〜♩
我が家にはこどもが3人いますが、上2人は夜の寝かしつけにおっぱいを使っていました。
おっぱい様々、これがないと眠れない状態でした。
下の息子はいろいろ考えて(というか上の2人が私の隣じゃないと眠れなかった・・・)
授乳→布団に置く→泣いてもそのまま
という寝かしつけに挑戦してみました。
メリット
・寝かしつけがとーーっても楽になる
・夜中もおっぱいを探さないのでぐっすり眠る(今のところ夜中の授乳は1回だけです。体調が悪いときは何度か起きます。)
デメリット
・慣れるまでは泣き続けるので心が痛む
さらっとメリットとデメリット書きましたが、まさに上の通りです。
1人で寝てくれると寝かしつけの負担がぐぐっと減ります。
ただ、慣れるまでは泣く時間も長く、心が痛くなります。
外国式寝かしつけをするまで
我が家も初めは上の2人と同様に添い乳で寝かつけるつもりでした。
というか、それしか寝かしつけの方法を知りませんでした。
とんとんしても泣くし、ほっとくなんてかわいそう、たった1、2年、おっぱいを差し出そう、睡眠不足上等!くらいの気持ちでした。
が、しかし、いざ4人で寝始めてみると、、、上2人は私の隣じゃないと眠れません。
2人とも次男をとても可愛がってくれます。とても優しく新しい家族を迎えてくれました。
泣いているとすぐに教えてくれるし、あやしてくれる、3人目は幸せだな〜なんて微笑ましくみてまひた。
しかし、それとこれとは話は別。
(いや、娘は譲る気1くらいはあったのかな…。)
でも、トライしても無理でした。
そうですよね、5年間続いた私の添い寝、昨日今日で急にやめられるわけがありません。
上の息子は3歳。多少の赤ちゃん返りもあり、こちらも絶対に譲りません。譲れません。
私がいることが眠るための条件なのです。ライナスの毛布です。
困りました、悩みました、でも、体は1つしかありません。私の隣は2つしかないのです。
考えた方法1
最初は次男を寝かしつけてから上2人の寝かしつけをしようとしました。
が、次男が寝るのを待っていると時間が遅くなってしまうんですよね。
あえなく断念。
考えた方法2
次はみんなで同じ時間に布団に行き、授乳しながら絵本を読みました。
部屋を暗くして上の2人に目つぶっててねとお願いして下の息子を布団に置き、眠るまで添い乳、その後上2人の布団に戻る方法を試しました。
これは上2人が下の息子の布団についてきてしまい(同じ部屋で大して離れていないのに…)みんな興奮して寝る時間が遅くなりました。
これまた断念。
最後に試した外国式寝かしつけ
そこで試したのが、考えた方法2の添い寝部分を泣いてもそのままに変更した寝かしつけです。
いわゆる泣いても放っておく方法です。
最初は泣きました。30分くらいは泣き続けました。正直、心が折れそうになります。
でも、上2人が起きてる最中に布団から抜け出すとまた1からやり直し。
上2人も「赤ちゃん泣いてるよ〜」と心配していましたが「大丈夫よ、ありがとね、寝ようね、2人が寝たら少しだけお隣にいかせてね」と伝え、
下の息子にも「大丈夫だよ、大丈夫だよ、すぐ行くからね」と話しかけ、上2人を優先して寝かせました。
慣れるまでの最初の1週間は毎日30分前後泣いていたと思います。←この辺で心折れ気味
2週間目は泣く時間が徐々に短くなり、30分が15分くらいになりました。←耐える心を身につける
3週間目は布団に寝かせてから5分前後ふにゃふにゃ言ってねむるようになりました。←感動して泣く(私が)
それ以降は日によって5分前後ふにゃふにゃ、もしくは授乳しながら眠ったまま、布団に置いても起きずに眠るようになりました。
泣き方に慣れてくると、この泣き方は寝ないな、これは少し経てば寝るな、というのがわかるようになります。
すごく泣いてるのにそのまま、というのはできなかったので、これは寝ないぞ泣き方をしたときは抱っこしてトントンと落ち着かせるようにしました。
外国式寝かしつけのコツ
この寝かしつけのコツは、
昼間は思いっきり関わること
寝る前は心から満足するまで授乳すること
泣かれても折れない心を持つこと
だと思います。
とはいえ、私は必要に迫られた状況だったのでこの方法を取りましたが、この状況じゃなければ泣いても放っておくのは難しかったのかなとも思います。
さいごに
泣いてるのに放っておくのはとてもかわいそうで胸が痛みます(T_T)
ただ、その先に待っている未来は間違いなく楽チンです。
結果オーライ!
ちなみに、本当の外国式の寝かしつけは赤ちゃんの頃から1人部屋で1人で眠る方法なので、少し違いますね(^_^;)
(我が家の場合は同じ部屋、子供ベッド2組+布団2組)
思い返せば出産したその日から、病院の周りの赤ちゃんたちはひとり寝の訓練が始まっていました。
泣くたびに抱っこしていたら看護婦さんに驚かれました。文化が違うって新たな発見の連続です。
出産話、これもまたどこかで書きます。
そのときはお付き合いいただけたら幸いです。(*´∀`*)
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