先日、イギリスで4歳の男の子が急病で倒れたお母さんのためにiPhoneのロックを解除して救急車を呼んだことがニュースになっていました。
このニュースを読んだときに、4歳の男の子の冷静な行動に感心しました。
同時に、我が家もこどもたちにiPhoneの緊急通話の使い方を教えておこうと思いました。
考えたくない話ですが、生きている限り、いつ何が起こるかはわかりません。
災害に巻き込まれるかもしれない、事故にあうかもしれない、急病で倒れるかもしれない。
未来は誰にも予想できません。
想像したくないけれど、私が急に倒れたときに子どもたちしかいなかった場合、どうすればいいのかを一緒に考えました。
Contents
もしママが倒れたら
次のことを娘と一緒に確認しました。
- 家の外に出ない
- 電話の◯部分にママの人差し指を当ててロックを解除する
- 2ができなかったら電話を右にシュってやって左下のEmergencyを押す
- それから000にかける(こちらの緊急通話は0を3回です)
- どうしてもできなかったら、お隣さん家をノックする
家の外に出ない
3人の子どもたちが外に出るのは危険だと思いました。みんなが同じ方向に行くとも限らず、焦って目の前の道路に飛び出してしまったらそれこそ大変。
電話の◯部分にママの人差し指を当ててロックを解除する
iPhoneの指紋認証システムの解除の仕方を教えました。
ただ、乾燥して皮が剥けていたりするとうまく反応してくれないんですよね。
指紋認証解除ができなかったら電話を右にシュってやって左下のEmergencyを押す
ホーム画面から人差し指で右にスワイプして画面を切り替える方法を教えました。
さすが、現代っ子。シュッと華麗にやってみせてくれました。
000にかける(こちらの緊急通話は0を3回です)
オーストラリアの緊急通話は0を3回押します。トリプルゼロです。
その他にやったこと
改めて娘の名前と家の住所を英語で言えるか確認しました。全部言えたね。ぐっじょぶ!
救急隊員さんが来たときに、英語であれば何かの役に立つかなと思い、漢字で登録してある電話帳をアルファベット表記に変更しました。
こうしておけば夫にも連絡がつくはず。一安心。
娘は学校で緊急通話のことを勉強したことがあったので、すんなり理解してくれました。日本でもやるのかな?こういう教育はとても大事ですね。
娘:「電話に出たら、ママイズデッドっていえばいいんだよね?(・∀・)」
私:「うん、それでいいよ(;´∀`)」
ちなみに息子は
息子4歳、まだまだ英語習得中。
それでも、一生懸命覚えようと努力してくれました。
息子:「わかった、*☆¥$€%°3<+*(謎の英語)って言えばいいんだよね(*°∀°)=3」
私:「え、えーっと…(T▽T)」
娘:「ママ、私がいないときには倒れないでね!」
何も起こらないことを祈りつつ、ひと通りのやり方は一緒に確認したので一安心です。
いつ何が起こるかは誰にもわからない
私は大丈夫、心のどこかでそう思っています。
大学に行って、就職して、結婚して子供ができて、孫ができて、おばあちゃんになって人生満喫して寿命の終わりがくるんだろうなーと漠然と考えていた高校生の頃と同じように。
多くの人にとってはそうだと思います。「死」はそんなに身近なものではなく、遠い未来の話。
私もそうであると願いたい。
でも、人生いつ何が起こるかはわかりません。
3秒後に倒れる可能性だってなくはない。明日どんな日になるのかは誰にもわかりません。
だからこそ、備えあれば憂いなし。
携帯電話の緊急通話機能について、いざというときのためにお子さんと話してみてはいかがでしょうか。
子供はとても賢いです。4歳を過ぎた年齢であれば、理解してくれると思います。
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